ANTON SIDE CABINET ANTON brown
北欧家具の素朴さにモダンな要素を加えた「アントン」シリーズのサイドキャビネット。引き戸の内側には引き出し1杯と固定棚があり、4つに仕切られた収納スペースを持つ。天板の上に小物を飾るディスプレイ使いもできる、収納と見せる収納を両立したデザイン。
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イデー(IDÉE)は、1982年に活動を開始した日本発のインテリアブランドである。国内外のデザイナーと協働したオリジナル家具を軸に、テキスタイルや雑貨、グリーン、書籍や音楽まで、暮らしにまつわる幅広いアイテムを扱う。個々の商品を単体で見せるのではなく、部屋という単位でスタイリングして提案する姿勢が特徴で、公式サイトにも「コーディネート」や「スタイリングシーン」といったコンテンツが充実している。 もうひとつの軸が「Life in Art(日常芸術)」という考え方だ。有名・無名を問わず作家の作品や、経年変化を美として捉えるヴィンテージ家具、手仕事によるクラフト、廃材を活かしたアップサイクル作品などを、既存の価値観にとらわれない見立てで紹介している。単なる新品家具の販売にとどまらず、ギャラリーやセレクトショップに近い編集的な視点を持つのがイデーらしさと言える。 現在は株式会社良品計画(無印良品)のグループ内で「IDÉE事業」として運営されており、直営店舗とオンラインショップ「IDEE SHOP Online」を軸に、法人向けの空間デザインやアートスタイリングも手がけている。
取り扱う商品群は、家具・照明を中心に、ラグやファブリック、生活雑貨、ファッション小物、アートまで幅広い。特に家具はオリジナルデザインの比率が高く、国内外のデザイナーとつくったキャビネットやソファ、テーブルなどが揃う。素材感や経年美を意識したデザインが多く、北欧的な素朴さとモダンな要素を組み合わせたシリーズも目立つ。 照明では、ミッドセンチュリーのデザイナー、セルジュ・ムーユのランプなど、歴史的なデザイナーの作品を公式にライセンス生産・販売している点も特徴的だ。ヴィンテージ家具やアンティークの取り扱いもあり、古物営業法に基づく表示を行っている点からも、単なる新品家具の販売にとどまらないセレクトショップ的な性格がうかがえる。 ファブリックや雑貨のカテゴリーでは、オリジナルのクッションカバーやラグ、海外ブランドとのコラボレーションアイテム、作家ものの器や置物なども展開しており、家具単体ではなく部屋全体のコーディネートを意識したラインナップになっている。
イデーの始まりは1975年、西洋のアンティーク家具をロンドンから輸入・販売する「黒崎貿易株式会社」の設立にさかのぼる。そこから1982年に「イデー」としてのブランド活動が始まり、1985年6月には東京・南青山(骨董通り)にIDÉE SHOPをオープンした。 その後も、2000年にミラノで開催した企画展「SPUTNIK」(以降ニューヨークやロンドンなど各都市でも開催)、2000年代の「東京デザイナーズブロック」への参加、2007年の新業態「Délier IDÉE」、2010年の「IDÉE SHOP VARIÉTÉ」など、時代ごとに新しい店舗フォーマットや企画を展開してきた。2015年には廃材や規格外の素材を生かすものづくりプロジェクト「POOL」を開始し、2017年にはニューヨークのMUJI Fifth Avenueでポップアップショップを行うなど、海外での展開も行っている。 現在は株式会社良品計画(無印良品)のグループ内で運営される「IDÉE事業」として、国内に直営店舗(8店舗、2025年8月末時点)とオンラインショップ「IDEE SHOP Online」を展開している。
北欧家具の素朴さにモダンな要素を加えた「アントン」シリーズのサイドキャビネット。引き戸の内側には引き出し1杯と固定棚があり、4つに仕切られた収納スペースを持つ。天板の上に小物を飾るディスプレイ使いもできる、収納と見せる収納を両立したデザイン。
イデーのソファの中でも定番人気を誇る「AO SOFA」の2人掛けネイビー。背もたれより座面の幅を広く取り、脚を細く見せることで軽やかな印象に。座面と背もたれをやや低めに設計し、床に近い感覚でくつろげるコンパクトなソファ。在庫限りの販売。
ミッドセンチュリー期のパリを代表するデザイナー、セルジュ・ムーユによる天井照明。長さの異なる3本のアームの先に、玉継手でつながれたシェードが付き、アームを旋回させることで光の向きや広がりを自在に変えられる。有機的なフォルムが特徴のシリーズ。